ダイワ リール

スティーズ A TWは歪むって聞くけど、スティーズ SV TWはどうなのか

投稿日:2019年9月28日 更新日:

こんばんは、ダイワ星人です。

お手軽ではありますが、久しぶりにマジメな検証記事です。

 

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スティーズ SV TWはリールシートに取り付けると歪むのか

簡単に言うと、スティーズ SV TWをリールシートに取り付けた際に、サイドプレートの脱着ができるのか確認してほしいというリクエストにこたえた記事です。

 

発端はスティーズ A TW

以前にスティーズA TWの剛性についての記事を書いたことがあり、このときは「多少の変形はあるが、リールとしての性能には全く影響がない」と結論付けました。

その後1年半余りの実釣を重ねるなかで、今春にはアマゾンにも行き、PE4号ドラグフルロック(フルロックでも大型がかかると糸の出が全く止まらないような釣り、またリール固定が甘い状態で大型がかかるとリールが外れるためそれこそリールシートのナットを思い切りギュウギュウに締めこんでいる状態)で、5日間連続で使いましたが、一切何の問題もありませんでした。

プロが毎日使い込むのとは比べるべくもありませんが、一般的なサンデーバサーに比べればはるかに酷使していると思います。

したがって、僕はスティーズ A TWの耐久性、剛性について強い自信を持っていますし、僕としてはこの話は終わったつもりでした。

 

とはいえ、さっそくいただいたリクエストですし、またAばっか騒がれてるけどSVはどうなのか僕自身気になるところではありましたので、やってみました。

 

実際にリールシートに取り付けてサイドプレートを開閉してみる

以前のスティーズA TWの際と同様に、強すぎないけれどそこそこの強さ、つまり、普通の強さで固定しサイドプレートの開閉を確認しました。

最初に言っておきますが、スライドさせて開閉させるタイプ(TD-Z、ピクシー、ジリオンSVなど)に比べて、リールシートに取り付けていない無負荷状態でも開閉はきつめです。

※無負荷状態は、リールシートに取り付けていないリールだけの状態を指します

 

なお、今回用いたのは、スティーズ SV TW 1012SV-XHLです。

 

 

ダイワ スティーズ STZ 651MLRB ブリッツ(06)

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ バトラーリミテッド BA-LTD 601MRB-03 ラプターLtd.

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ ハートランドZ HL-Z 671HRB-T 浜スペシャル

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ ハートランドZ HL-Z 501MFB フロータースペシャル

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ ハートランドZ HL-Z 832MFB-ti05 川スペシャル2

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ ブラックレーベル BL-FM 661MLFB

問題なく脱着できました。

無負荷状態に比べ、若干ですが固いかもしれません。

 

ダイワ チームダイワLT TL-661-4RB-S

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

ダイワ タトゥーラエリート TAEL 731HFB

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

 

チームダイワ トラベル TD 684MHRB-BF

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

リールシート:FUJI PTS-17

 

ジャッカル ネロ NC-66ML

脱着はできますが、無負荷状態より固くなりました。

リールシート:FUJI ACS16

 

メガバス デストロイヤー F3-55X カスミゴーゴー

明らかに固くなり、脱着が困難になりました。

ハンドル回転やキャストへの影響はありませんでした。

リールシート:FUJI TCS-17

 

メガバス デストロイヤー F6-69X スーパーデストロイヤー(グリーンブランクス)

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わりません。

リールシート:FUJI TCS-18

 

モンスターキス ディアモンスター MX-6

問題なく脱着できました。

無負荷状態と変わらないか、少しだけ固いかもしれません。

リールシート:FUJI TCS-16

 

まとめ

というわけで、あくまで僕が試せた範囲ではありますが、基本的には問題なく脱着できたものの、カスミゴーゴーのTCS17だけは脱着ができなくなりました。

まとめは以下です。

  • ダイワオリジナルリールシートに取り付ける分にはほぼ無負荷状態と変わらない
  • FUJIでもほとんどが問題なく、主流になりつつあるPTSは無負荷状態と変わらない
  • もし変形したとして、その外れなくなったサイドプレート(正確にはサイドプレート内のセットプレート)がハウジングを支持するためそれ以上変形しない
  • したがって、スプールの干渉が起こったり、巻き心地に変化が起こったりしない

前回とほぼ同じ結論です。

前回に追加して、現在主流の汎用リールシートと思われるPTS-17も試しましたが、無負荷状態と変わりませんでした。

TCS-17ではサイドプレートが外れなくなりましたが、サイドプレートが外せない状態でも、キャスティング、リーリング(魚がかかったときも含めて)に全く影響ありません。

 

そもそも釣りの最中にサイドプレートを取り外さなくても快適に釣りができるように設計されているリールですので、安心してお買い求めください。

 

おわりに

今回の検証にあたってリールを貸してくれた友人に感謝します。

リールシート取り付け性能みたいな謎の評価軸に惑わされずにいい釣り道具を使いましょう。

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