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ジリオン10の海水(ソルト)使用は本当にやめてほしいらしい

投稿日:2020年2月16日 更新日:

ジリオン10は2020年シーズン(2019年12月発売ですが)期待のリールでした。

期待のリールでした、としたのは、フィッシングショーでメーカーの方に話を聞いて、海水での使用についての認識を改めたからです。

 

僕がジリオン10に期待したのは、もともとはソルトルアー、特にシイラ釣りでの使用でした。

シイラ釣りは昨年が初めてだったのですが、僕の体力ではスピニングタックルを使ったアクションが続けられず、ベイトタックルでの下方向へのジャークのほうが楽だったのです。

そのときはスティーズ A TW 1016HL(ギア比6.3:1)を使っていましたが、船の進行方向へのキャストの際に、ラインスラックの回収が明らかに間に合いませんでした。

早くハンドルを回転させればよいのはわかっていますが、人のスピードには限界がありますし、ロッドアクションとハンドル回転がセットになっていますので、ハンドル1回転で巻き取れるラインの量が多い必要があるのです。

そんな体験から、ギア比10:1のジリオンが出ると知ったとき、これは来シーズン(今年2020年)投入しようと思いました。

もちろんルアー回収や、釣れた後の巻きの重さのしんどさはあるでしょうが、それはそれです。

 

シイラ釣りで使いたいと書きましたが、ジリオン10が淡水専用であることは以前(公式ページが公開されたとき)からわかっていたことです。

しかし、近年の淡水専用の意味といえば、マグシールドが搭載されていないとか、あるいはマグネシウムとアルミの絶縁が十分でない(これはSSのときに聞きました)とか、その程度のものと認識していました。

ベースモデルであるジリオン SV TWはマグシールド搭載ではありませんがソルト対応ですし、また電食の問題でいえば、ジリオン10はアルミボディ+アルミプレートで電食の心配もありません。

ですから、淡水専用といっても、別に海水でも使えるだろうと考えていました。

 

とはいえ、やはり不安もありましたので、今年のフィッシングフェスティバルでメーカーの方に詳細を聞くことにしました。

淡水専用である理由はなんですか、海水で使えませんか、と。

 

以下はそれに対する回答です。(以下のような回答を得たのは紛れもない事実ですが、内容的な真偽については責任を負いかねますので悪しからず)

  • まず前提として、バスフィッシングでの使用を想定したものであり、ソルトでの使用を想定していない
  • ジリオン10の最大の売りである10:1のギアは、リョウガのハイパーメッシュギア(ダイワ的マイクロモジュールギア)よりさらに歯が細かく、塩がみによってダメになりやすい
  • 海水使用でのクラッチ固着対策である、ソルトバリアタフクラッチを採用していない
  • マグシールドを採用していないのは当然として、ボールベアリングがCRBB(防錆性能の高いシールド付きのベアリング)ではない
  • 外観的な特徴の一つであるチタンイオンプレーティングは通常のアルマイトに比べて耐食性が低い

 

さすがにここまで海水向きでないと言われると、海水での使用をあきらめざるを得ませんでした。

僕は水をかけて乾燥させ、たまに(本当にたまに)主要箇所にグリスやオイルを注すくらいのことしかしませんので、ある程度海水での使用を想定されていなければ不安に思うからです。

海水対応のジリオン SV TWのベアリングを実際に錆びさせていますしね。

 

釣行毎のしっかりとしたメンテナンス(オーバーホールレベル?)が可能な方であればもちろん問題なく使えるでしょう。

しかし、そこまでの手間をかけられない人は、やめておいたほうが無難だと思います。

万が一何かの初期不良があったときなども、非推奨の海水使用を理由に突っぱねられる可能性もありますから。

 

ジリオン10が淡水専用なのは、マグシールドを採用していないからだけではありませんよ。

メーカーの海水使用非推奨の度合いとしては結構高めですよ。

と、そんなお話でした。

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