こんばんは、ダイワ星人です。
今日は真面目に新製品の話です。
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ダイワとシマノと冷間鍛造
ダイワとシマノのスピニングの特徴といえば、それぞれのギアの製造方法ではないでしょうか。
ダイワ:マシンカット
シマノ:冷間鍛造
このあたりはリールに興味のある方ならもはや常識だったと思います。
ただし、正確にはダイワも冷間鍛造でギアを作っていて、後から歯面を切削で仕上げています。
どちらがよいのか、正直に言って僕は体感できていないのですが、冷間鍛造後に切削仕上げをすることでコストをかけて(しまって)いるのがダイワであることは事実でしょう。
PROCYON LT
そんな状況に一石を投じるかもしれないのがこのPROCYON LTです。
FEATURESの項に、Cold Forged Aluminum Digigearの記載があることから、冷間鍛造ギアであることがわかります。
なお、マシンカットの場合にはMachined Aluminum Alloy DIGIGEARの記載がありますので、マシンカットと冷間鍛造(切削仕上げの有無)を区別していると考えられます。
ただし、 The Aluminum Digigears are precision cut for a smooth, powerful performance with less weight.の記載があり、切削が行われているようにも受け取れることから、従来通りの冷間鍛造後切削仕上げである可能性もあるため、現時点では断言できません。
https://www.daiwa.com/us/contents/reels/procyonlt/index.html
おわりに
2016年のモノコックボディ登場以来、新規性のあるネタに欠けていたダイワスピニングでしたので、もし冷間鍛造(切削仕上げなし)ギアが出ると新規性があってうれしいですね。
実はちょっと前にコメント欄に書いた「今秋の動き」には冷間鍛造(切削仕上げなし)ギアの予想を含んでいたので、その可能性が示されてドキドキしています。