ダイワ リール

大森貴洋氏も使用 ダイワ ジリオンSV TW 1016SV-XXHL

投稿日:2018年2月12日 更新日:

こんばんは、ダイワ星人です。

大森貴洋氏がバスマスターエリート第一戦 レイクマーチンで優勝したことが話題になっていますね。ダイワ星人としては、ダイワ所属プロの活躍はうれしい限りです。これで大森貴洋氏関連の商品が売れて、ダイワが製品開発に力を入れる、よい循環が生まれるのに期待します。

これを機に、ではなくタイミング的には全くの偶然なのですが、大森貴洋氏が使用しているものと同じ(ハンドルの左右は違いますが)ジリオンSV TW 1016SV-XXHLを購入したので紹介します。

ジリオンSV TW

2016年に発売したジリオンSV TW。

売りはなんと言ってもSV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプト×TWS(T-ウィングシステム)です。このコンセプトはあたかもジリオンSV TW(とスティーズSV TW)が最初のようにアナウンスされていましたが、T-3 SVが先です。

以下にジリオンSV TWの特徴を紹介します。

SV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプト

SVコンセプトを要約すると、5g程度の軽量級ルアーから1オンスを超える重量級ルアーまで、ひとつのリールでストレスなく使えることです。これを実現するのが、エアブレーキシステムを採用した軽量スプール「SVスプール」です。これは完全にスプールに依存していますので、SVコンセプトではないリールにSVスプールを装着すれば、キャスト性能はそのままSVコンセプトのリールそのものになります。

TWS(T-ウィングシステム)

独特な形状のTシェイプレベルワインドを採用し、キャスト時のライン放出抵抗を限りなく低減するための機構です。

具体的には以下の写真のように

キャスティング時にはTシェイプレベルワインドの横溝にラインを通過させることで、ラインの抵抗を減らし

リーリング時は縦溝で巻き取ることで、通常のレベルワインドと同じように偏らずに巻き取れるシステムです。

軽量スプールと低抵抗レベルワインドの相乗効果で、バックラッシュを極限まで減らします。

スーパーメタルフレーム

メインフレームはアルミ製で、高剛性とタフを売りにしています。ちなみにギア側サイドプレート、およびセットプレート(ダイヤル側サイドプレート)は樹脂製です。

来年あたり、ギア側サイドプレート、およびセットプレートをアルミにしたHDモデルが出る可能性がありますが、現在は違いますのでご注意ください。

1016SV-XXHL

1016SVはスプール型番。1016は糸巻量を、SVはSVコンセプトであることを示します。

XXHLはギア比とハンドル方向。XXHは現行のダイワ製品では最高のギア比9.1:1を、Lはレフトハンドルであることを示します。後述しますが、ギア比9.1:1は大森貴洋氏のリクエストで開発されたもので、ハンドル1回転あたり97㎝の巻き取りスピードを誇ります。XXHのイメージカラーはライムグリーン。

参考にギア比別のイメージカラーを記載します。

  • CC,P(ローギア):ブラック、シルバー
  • 無印(ノーマル):シルバー
  • H(ハイギア):イエロー
  • SH(スーパーハイギア):レッド
  • XH(エクストラハイギア):パープル
  • XXH(エクストラエクストラハイギア):ライムグリーン

※CC,P,XHはジリオンSV TWには設定なし

各部写真

せっかくなので各部の写真を載せておきます。

箱。

開封。簡易な包装です。

付属品はマニュアルとアンケート用紙のみ。メーカーによるメンテナンスを推奨していますし、僕もその立場ですが、さすがにスプールベアリング用のオイルくらいはほしいところです。

上から。下からの写真はありませんが、普通のフット分割型です。

正面。

後ろから。

ハンドル側。ギア比9.1:1のライムグリーンが鮮やか。ハンドルはアルミ製の90㎜、ハンドルノブはIシェイプコルクノブ。スタードラグはザイオン製。

ダイヤル側。こちらもライムグリーンで、ブレーキ設定は出荷状態では0。

マグダイヤル内側のねじをゆるめ、サイドプレートを外す。

スプールが見える。リアルカスタムシステム対応なことがわかる。

スプールを外す。切削加工の跡がかっこいい。最近のリールのスプールピンの受けは十字。TD-Zあたりまでは一文字。

ダイヤル側サイドプレートの重量。マグネットが入っているので結構重い。

1016SVスプールの重量。実測12.2~12.3g。参考にスティーズSV105スプールは12.0g。

最後に総重量。カタログスペックが200gなので、まさにという感じ。

使用感

1016SV-XXHLはまだ使っていないので、巻き取りスピードについては使ってから更新しますが、リーリングを除いては共通ですので、まずはHL,SHLを使った際の感想を書いておきます。

※2018年2月25日、ボートシーバスでXXHLを使用したので追記しました。

キャスティング

ストレスフリーバーサタイルの売り文句通り、強い向かい風にキャストしてもバックラッシュしませんし、サミングの必要もありません。ただ、余裕があることに物足りなくなってブレーキを弱めていき、結局はサミングするようになるのですが…

一番メリットを感じるのは、硬いロッドで軽いルアーを投げたり、ふわっと投げたりと、ロッドを曲げずにキャストするときです。ロッドのスイングスピードとルアーのスピードが一致していないとでも表現しましょうか、このような状態のとき、普通のスプールではブレーキの効きが弱くなってしまい、糸が浮いてしまったり、派手にバックラッシュしてしまいますが、SVスプールではそれがありません。

使用するロッドやルアー形状にもよりますが、快適なのは5g以上、余裕があるのは7g以上です。スキッピングも難しくありませんが、その場合10g以上はほしいです。

TDミノー60SP(3.5g)、ラパラF9(5g)はギリギリ、シャッドラップSR5(6g)は問題なくキャスト可能です。

ただ、06スティーズにSV105スプールを入れたもののほうが、軽量ルアーをキャストしやすいように感じます。やっぱり浅溝の影響が大きいのか。

20~60gのメタルジグを、てきとうに投げても全くバックラッシュしません。スティーズA TWの純正スプール(G1ジュラルミン製、マグフォースZ)では間違いなくバックラッシュしていました。穴撃ち的な釣りでも、ミスキャストでストラクチャーにルアーを当ててしまい、狙いより早く失速してしまってもバックラッシュしません。

 リーリング

リーリングはスムーズです。もちろんスティーズAのほうがカチっとした巻き心地ではありますが、僕はジリオンでも全く違和感ありません。

マイキー、マイキー160、ジョインテッドクロー178程度は問題なく早巻き可能です。

ブルシューター160は正直きつかったです。このクラスになると、ダイワではRYOGAかZが必要そうです。

魚とのファイトでは、50㎝クラスのバス、70㎝クラスのシーバス、1mクラスのエイを掛けましたが、問題ありませんでした。もちろんポンピングはしますが。

60gのジグを回収するのはやや重く、巻き手の左手もさることながら、ロッドを持つ右手に疲労を感じました。これは村上晴彦氏も指摘していましたが、ハイギアはリーリングする手だけでなく、ロッドを持つ手にも力を入れて支える必要があり、XXHではそれを顕著に感じました。

XXHは、当初空回しでも重さを感じていましたが、少しずつ軽くなり、現在かなりスカスカな巻き心地です。TD-Zを思い出すスカスカぶりで大変気に入っています。

気になるところ

HLはスムーズな巻き心地でしたが、SHLはややノイジーさが気になりました。このあたりは個体差だと思います。

また、ダイヤル側サイドプレートのきつさがまちまちです。HLは完全にフレームと干渉していてかなりきつく、最初「外れないのでは?」と思ったくらいでしたが、SHLは少しゆるめ、今回のXXHLはぴったりという感じです。頻繁に外すことはありませんし、性能的に問題はありませんが、外れないのはちょっとびびります。

大森貴洋氏とジリオンSV TW 1016SV-XXH

大森貴洋氏は、ベイトリールは右巻きを使用していますので、ジリオンSV TW 1016SV-XXHを使用しています。ジリオンTWが登場した際に、TDジリオン(Jドリーム7.9のほか、HLCも使っていたように思います)からの変更を宣言しながら結局変更しませんでしたが、ジリオンSV TWの登場で、ついに手持ちのベイトリール全てをジリオンSV TW 1016SV-XXHにしたようです。

ギア比は高ければ高いほどいいというのが大森貴洋氏の考え方で、「ゆっくり巻きたければゆっくり巻けばよい」これはまさに理屈的にはその通りですし、ギア比が高くて、巻きが重い(ある程度の反力を感じる)ほうがリーリングスピードも安定します。

また、つり人社発行のPride of STEEZによれば、大森貴洋氏はハンドルの強度アップのために、RCSベイトキャスティング カーボンクランクハンドル80㎜に変更しているとのことです。

ギア比9.1:1でさらに80㎜ハンドルですから、巻き取りスピードは相当に速いですが、その分巻き心地はかなり重いはずです。よほど体を鍛えていないと、大森貴洋氏のコスプレは厳しい気がします。僕自身も理屈では「ギア比は高ければ高いだけいい」という意味が理解できますが、実際に使用して快適なのは6.3:1です。最近は村上晴彦氏も6.3:1を推していますね。

Pride of STEEZは基本的にスティーズの宣伝本ですが、大森貴洋氏の特集も8ページにわたって組まれており、ファンにはたまりませんし、また、ロッドやリールの開発者(ダイワの技術者)のインタビューが秀逸だと思います。

 

おわりに

実は、ジリオンSV TWはこれで3台目の購入です。3台目ですが、手元にあるのは今回購入した1016SV-XXHLのみです。

というのも、発売直後に購入したHLは1年弱使用した後、ボートシーバスで魚を掛けたときに手を滑らせて水没で紛失しました。2台目のSHLはタイミングも理由もわかりませんが紛失しました。今度こそ永く付き合いたい…

タトゥーラエリートも購入しようと思っていたのですが、ただでさえミーハーなのに、余計ミーハー感が出てしまいそうで、大森貴洋氏の優勝はとてもうれしいのですが、ちょっと複雑な気持ちをいだいています。

 

僕は店舗で買う派なのでキャスティングで購入しましたが、正直Amazonの安さには惹かれますね。

大森貴洋氏が使用しているのはこちら

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