ダイワ ダイワ2021年新製品

釣りフェスティバル2021オンライン 予想の答え合わせと気になる新製品

投稿日:2021年2月16日 更新日:

また書きかけを量産しまくってました。

とりあえず以前の更新の答え合わせをしながら、釣りフェスティバル2021オンラインで発表された新製品を見ていきたいと思います。

 

予想や妄想は当たったり外れたりするものではあるのですが、今年は打率が低かったなとさすがに反省しています。

そこそこ現実的なことを書いていたつもりではあるんですけどね。

懐疑的に思いつつも書いたイグジスト(いやそもそもルビアスエアリティなんてモデルを出すこと自体に疑問があるので、それが出るならありうるかと思って書きましたけども、それ以前の記事ではないだろうと書いてますし。)やそもそも可能性低いものとして挙げたミリオネアを外すのは仕方ないとして、カルディアを外したのは痛かったです。

 

そしてさらに以前に書いた願望を織り交ぜた記事はほとんど完全に外しました。

BG相当のリールなんかはまず間違いないと思ったんですが結局出ませんでした。

まあ春になって急に発表されるモデルがあったり、秋モデルが追加になるってことはままあることで、特にソルトやトラウトは秋モデルが結構出るので、そこで出るってことは十分にありうる話なんですけどね。

 

3月の100周年でシマノが記念モデル発表、それにあわせてダイワがイグジスト発表とかあってもおかしくないかなとは思いつつも、シマノは会長死んだからやらないみたいな噂も聞くのでなんだかわかりません。

会長死んだから100周年やらないとかあるか?ってのが正直なとこですけどね。神かなんかかよ会長。

 

さておきとりあえずみていきますか。ざっと。

 

 

Contents

21カルディア

ザイオンV製モノコックボディ+ザイオンV製ローターで登場しました。

存在とザイオンV製ローターは当てましたが、ザイオンV製モノコックボディは想定外でした。

18カルディアといえばもともと17セオリーと同じザイオンボディにDS5ローターをのせたものだったので、そりゃザイオンVローターにアップグレードされたマイナーチェンジだと思うじゃないですか。

06カルディアKIXの3年後に09カルディアにマイナーチェンジ、11カルディアの3年後に14カルディアにマイナーチェンジって続いてたし、3年後はマイナーチェンジだろと。

それに18カルディアに使われていた17セオリー型のザイオンボディって19バリスティック出すときに金型修正(足基部の肉抜きを廃止。剛性不足の解消のためと聞いた。これで1~2g重くなったとか。)してるんですよ。

登場から4年、金型修正から2年しか経っていないボディを捨てるというのは全く想像できませんでした。

 

ローター素材はDS5からザイオンVになりましたのでアップグレードとなりましたが、ボディはモノコックボディになってアップグレードされたかと思いきや、素材的にはザイオンからザイオンVにダウングレードしてしまいました。

11~18カルディアまではザイオン製ボディでしたが、21カルディアはザイオンV製ボディです。

モノコックボディではありますが、ルビアスと同じザイオン製モノコックボディではありません(素材はもちろんですが、ボディの形状自体違います。形状的にはBG MQのものが近そう。)ので注意が必要です。

これは構造と材料のどちらの要素が大きく効くんでしょうね。気になります。

ショーがあったら質問してみたかったところです。

 

そういえばアブのゼノンが左右非対称ボディで今までにないとか言ってますけど、この21カルディア(も昨年発売のBG MQ)も思いっきり左右非対称ボディですね。

https://www.daiwa.com/jp/resources/fishing/item/special/product/21CALDIA/img/lineup.jpg?0113

ゼノンもカルディアもギア部分だけぼこっと出ているのは普通にださいなと思いますし、程度の差はあれ昔からなんぼでもありましたよね。

だいたいハンドルを左右交換できないタイプのオールドリールなんてハンドルの反対側はほんとただの蓋で、正面からみたらハンドルの反対側はめちゃくちゃ薄いです。

ベイトリールくらいデザインの中に落とし込まれていれば特別ダサいとも思いませんけど、カルコンがダサいと思う気持ちと同じです。

性能に大きく影響が出るのか定かではありませんが、左右対称に近いか、あるいは破綻のないようにしっかりとデザインされているほうが美しいと思います。

 

直接カルディアに関係ない話ですが、上に書いた通り17セオリー型のボディは2019年にアップデートさればかりですので、ここで終わりというのはもったいないという気持ちしかありません。

17セオリーは完全に廃盤ですし、19バリスティックもFWモデルなんかはほぼ供給されていないように感じます。

本当にこれで終わりなんでしょうか。

1000番~2500番あたりの小型番手だけでもいいから残りませんかね。

 

 

 

21フリームス

さすがにこれは完全に当てました。

基本的には同一型で、ボディとローター素材をザイオンVにアップグレードしたマイナーチェンジでしたね。

見た目は18フリームスそっくりです。

よく見ればスプールのブランキングやリアキャップ(おしりについているメタリックなプラスチック部品)の形状など細かな違いがあるのはわかりますが、色味がほとんど同じせいでぱっと見は本当にモデルチェンジしたのかよくわからないくらいのそっくりさです。

 

これは18フリームスと18レガリスのときにも思ったんですけど、フリームスをわざわざ買う理由ってあるんでしょうか。

18フリームスと18レガリスの差はマグシールドの有無とハンドルがねじ込み式か否か(18フリームスがマグシールド搭載かつねじ込みハンドル採用)だけですよね。

もちろんねじ込み式のハンドルはガタが少なくていいんですけど、ギアはどっちも亜鉛鋳造だし、どっちにしても巻き心地とかがたつきの少なさへのこだわりを持つようなモデルじゃないんじゃないかと思います。

今回も同様に、これからザイオンV製のレガリスが出ることは目に見えてるわけで、今回も21レガリスでいいんじゃない?という気持ちです。

 

 

ブラックレーベル トラベル

モバイルロッドは多分ブラックレーベルあたりの価格帯で複数魚種を対象にしたものを出すだろうと思っていましたが(書かなかったので今更言うなよ感があってあれなんですが…)、予想を上回る充実ぶりでびっくりしました。

僕としては2021年の目玉モデルです。

2021年モデルが全体に貧弱だなというのが正直な感想ですが、その中では。

明らかに釣りにお金をかけすぎているうえ、この手のパックロッドはモンスターキス社のものをまあまあ(4種4本、小物竿まで入れると6種8本)持っているのもあって買うかどうかは微妙なところなんですが、待ちわびたちょうどいいパックロッドがダイワから出たことを喜んでいます。

 

もし買うとしたらS66L-5ですね。

この型番書いたらなんだよこの型番と思ってまたちょっといらいらしました。

ほんと型番わかりづらいな。

BL-TR 665LFSでいいだろって。

手持ちのダイワのパックロッドでいうと、ギャレ5(HL-Z 595LRS-ti)とモアザンモバイル(MT 76MLX-5)とのちょうど間くらいでいい感じなんですよね。

ちょうどいいパックロッドシリーズのちょうどいい番手っていう感じ。

グリップがアップロックだったら迷わずいっていたかもしれません。

昨日は5のつく日だったので、実際にカートに入れるところまでいきました。

 

ラインナップの話に戻ると、本当は6フィートジャストや少し切るくらいのショートロッドがあればいいなぁとは思います。

実際ボート上でひたすらジャークとかするなら短いほうが楽ですから。

ロッドを下向きにしてハンドルを回転させながらジャークする縦方向のアクションになるので、ロッドが長いと水面とかボートのヘリをたたきますしね。

このあたりが海外を視野に入れたモデルにないのは不足だなと思うものの、あったらあったでそれこそモンスターキスと被るので自分では買わないかもしれません。

でも必要なモデルだと思いますよ。

 

 

セブンハーフ ベイトモデル

さらにさらに以前に書いたセブンハーフの記事で書いたベイトモデルはしっかり出ました。

これはしっかり当てたなーって感じでちょっと気持ちよかったです。

 

スピニングでもっとも柔らかいULは外して、スピニングにはないXHを追加したラインナップにしてきました。

こういうのはスピニングとベイトそれぞれの特性を出していていいなと思います。

先径や元径を見るに、同じパワーランクでもスピニングとベイトでブランクを変えているみたいですしね。

Mは先径と元径が同じですが、カーボン含有率が違うのできっと違うブランクなんでしょう。

スピニングと違う役割にしたのはいいと書きましたが、逆に76ULB-Sがあったら結構ニッチを取れたんじゃないかなぁという思いもあります。

いっそスピニングと同じブランクでいいから作っちゃえばよかったのにと思うんですが、月下美人 AIR AGS 76ULB-Sと型番がまる被りになるしダメなんですかね。

4ピースだしすみわけができるような気もしますが。

難しいですね。

 

キャスティングに76LBがあったので触ってみたんですが、なかなか面白い感じでした。

買うかといわれると相当微妙なところですが、まあ面白いのは面白いです。

やっぱり76ULBがあったらよかったなぁ。

 

 

ルビアス エアリティ

スピニングではこれが目玉なんでしょうね。

やっぱり単純に「エアリティ」だけにしたらよかったんじゃないかなと未だに思っています。

だってこれはルビアスじゃなくてイグジストですよ。

ルビアスエアリティって名前にするならボディはせめてルビアスと共通(ギアはMCタフにアップグレード)か、スプールあたりをルビアスと共通(タイプα互換)にすべきだったんじゃないですかね。

 

そういうこと言い始めるとトーナメントエアリティーだってボディもローターもTD-Z(イグニス)なんだからトーナメント系じゃなくてチームダイワ系だろって話になりますけど、そもそもチームダイワ系という存在そのものがトーナメント系の派生なんだからそれはいいんです。

 

秋にこれベースの月下美人EXやプレッソが出るんですかね。

上にも書いたようにザイオンボディでギアだけMCタフって可能性もあるか。

スティーズなんかはせっかくだからロッドと同時に出せばよかったのに。

イグジスト スティーズカスタムはロッドと同じ2006年だったと記憶しています。

 

 

スティーズ A TW HLC

これも存在だけはかろうじて当てましたけど、予想外の36㎜スプールでした。

村上晴彦さんプロデュースらしく6.3:1があるのがいいですね。

ギア比は高ければいいってもんじゃありませんから。

 

かなりかっこいいので一瞬迷いましたが多分買わないと思います。

MAGFORCE-Z BOOSTがどんなものか体験したいし、中身を見てみたいんですけどね。

まあ力の違うばねが入っているというのはSV BOOSTと同じだとは思うんですけど。

とりあえずは34㎜に降りてくるのを気長に待とうと思います。

 

 

21ジリオン SV TW

これはもう昨年時点で発売していたのでちょっと毛色が違いますが、今期のベイトの目玉でしょうね。

実際にすでに使って魚も釣っていますが、これはいいリールです。

 

軽さ、パーミング、滑らかさは16ジリオン SV TWとは比べるべくもありません。

滑らかさはスティーズAと同等程度だと思いますが、軽さとパーミングはジリオンが上と言ってしまってもいいかもしれません。

 

キャスティングはダイワの場合は完全にスプール依存なので21ジリオン SV TWの性能として評価するべきか否かに疑問はありますが、以前にも書いたように通常のSVスプールより飛距離は出ますがバックラッシュはしやすいです。

SV BOOSTスプールのトラブルレス性能はTD-ZのころのマグフォースVくらいの感じですかね。

飛距離はSV BOOSTに軍配が上がります。

フィーリング的には少しマグフォースZのような感じもあり、遠心ほどではありませんが、まだ着水しないんだ、って感じの伸びを感じます。

ダイワ 21ジリオン SV TW 1000XHL

 

SV BOOSTスプールの味付けはもう好みとしか言いようがありませんが、何せスプールは換えてしまえばSVにもマグフォースZにもなりますからね。

どんな半端なキャストをしても絶対にバックラッシュしたくない人はSVスプール、状況次第でそこそこ遠投したい人はSV BOOSTスプールが向いていると思います。

 

見た目のかっこよさはスティーズですが、別にジリオンがかっこ悪いわけではないので、今後34㎜ベイトが必要になったらジリオンにします。

16ジリオン SV TWや16スティーズ SV TWを持っている人が追加するのにベストな選択肢だと思います。

17スティーズ A TWを持っている人は悔しい思いをすると思いますのでおすすめしません。(僕は2台持っているところに追加しましたが……)

せめてどちらかブラスギアだったら差別化できていたんですけどね。

とにかく21ジリオン SV TWはあらゆるバランスが取れているいいリールです。

 

 

スティーズ(ロッド)

型番表記がクソだなっていうのに加えて、サブネームもくそですね。

ノーシンカーメインの汎用機だったスカイボルト(651LFS)をミドスト用のSMT搭載モデルにして、ボトムの釣り用だったスカイフラッシュを汎用機にするとか、もうめちゃくちゃです。

スティーズの途中(特に2016年)からひどくなっていたことではありますが、ひどさが顕著です。

わかりづらいっていうのは最悪ですよ。ほんとに。

 

いい点は新型のエアビームシート(リールシート)ですね。

ベイトはオフセンターグリップを採用しているのがとても好印象です。

エアセンサーシートはリール位置が低いと言いながらもロッドブランクはセンター通ってたので、やっぱりコストか……と思っていましたが、やってくれました。

比較対象の写真の06スティーズが08ハスラー以降?に採用されたリールシートなのが欺瞞的だなぁとは思いますが。

06スティーズの初年度モデルは一部のバットが太いものを除いてエアビームシートでしたし、その時点でバトラーでの初登場から7年経ってますからね。

キャスティングで触った感じ、従来のエアビームより太く感じましたが、それでも悪くはありません。

でもやっぱり小指のかかりなんかも含めると従来のエアビームのほうがいいかな。

 

スピニングも従来の形状を踏襲したアップロックなのはいいと思いますが、ベイトもスピニングもアルミのフォアグリップはださく感じます。

エアエッジのアルミフォアグリップとか重くてあのせいでバランス悪く感じたので、別に樹脂+EVAなりコルクなりでいいんじゃない?って感じです。

何よりださいし。

 

 

おわりに

新製品はほかにいくらでもあるんですが、とりあえずこんなところにしておきます。

発売日に買っただけになっているCP-X1とか、書くべきことはたくさんあるんですけどね。

 

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