ダイワ ダイワ2018年新製品 リール

ダイワ 18カルディアの登場で、17セオリーの立場はどうなるか

投稿日:2018年3月4日 更新日:

こんばんは、ダイワ星人です。

18イグジストや18カルディアも発売となり、いよいよ新製品が出回り始めましたね。しかしながら僕のイグジストとハートランドは未だ入荷時期未定とのことで期待と不安が募っています。

 

さて、昨年末にLTコンセプトとともに発表された18カルディアと18フリームス。どちらもクラスを超えた軽さに驚きました。特に18カルディアの登場で、17セオリーは存在意義をなくした、と評する向きもあるようです。

18カルディアの登場で、17セオリーは本当に価値を失ったのか、まじめに考えたいと思います。

 

17セオリー

17セオリーは、昨年2017年に発売されました。新型のザイオン製小型ボディに、ザイオン製軽量ローターとアルミ薄肉軽量スプール、そして新型の軽量ハンドルを組み合わせた超軽量モデルです。

スペック的には、本来カルディアより後に出るべきモデルですが前後しました。おそらくLTコンセプトの発表を前に、ユーザーが他社の軽量リールに流れるのを食い止める目的があったのでしょう。2年遅れになってしまいますからね。

小型ボディを謳っていますが、同一番手(1000番)を見比べてもイグジストやセルテートより特別に小さいようには見えません。不要(隙間)部分をやや絞ってあるかな、程度です。

ただ、ギアサイズがわかりませんので、18イグジストの小型番手のように、対ギアサイズの実質的な小型化はされているかもしれません。これは以下のカルディアの項に詳しく記載します。

もちろん各部に軽量な部品が使われていますが、キモはなんと言っても新型の軽量ハンドルです。見るからに軽そうな細いハンドルは本当に軽く、従来のアルミハンドルから大きく軽量化されています。具体的には以下の表をご参照ください。

モデル ハンドル重量(ハンドルノブ込み)
17セオリー1003 14.8g
15イグジスト(12イグジスト)1025 18.0g
15ルビアス(13,16セルテート)1003 22.7g(所有していないためネット上の情報)
07ルビアス1003 22.7g

他には以下が従来の同一価格帯モデルより軽量であることの理由です。

  • ルビアスよりも下位のモデルでありながらアルミ製のマシンカットギア
  • 12及び15イグジストと同じ型のザイオン製エアローター
  • アルミ薄肉軽量スプール
  • ザイオン製のギア側ボディ(イグジストやルビアスはアルミ製)

 

18カルディア

写真提供:hebinuma

フィッシングショーで写真を撮らなかったので、hebinuma氏に許可を得て借用しました。

18カルディアは、2017年末にLTコンセプトとともに発表されたリールで、2018年2月末に発売となりました。

LTコンセプトは、ローター及びスプールサイズの見直しによる軽量化(Light)と、タフデジギアの搭載による耐久性向上(Tough)を指します。ローター及びスプールサイズの見直しにあたり、LT2500のローターは型から新たに起こしています。

セオリーと同型のザイオンボディにDS5製エアローター、そしてこちらも同様のアルミ薄肉軽量スプールを採用しています。

前モデルの14カルディアから大きく軽量化されましたが、キモはセオリーと同じく軽量なハンドル、スプール、そしてLTコンセプトの特徴であるローターとスプールサイズの見直しです。

ギアはコンセプトが変わってタフデジギアにはなったものの、14カルディアと同じ亜鉛鋳造です。亜鉛鋳造ながら、フィッシングショーで触った限り、巻き心地はやや重めながらも滑らかでした。ただ、重いのは間違いなく重いです。

 

 17セオリーと18カルディアの違い

17セオリーと18カルディアの特徴と違いを表にします。

17セオリー 18カルディア
ボディ重量 ◎(ZAION)※ ◎(ZAION)※
ギア重量 ○(アルミマシンカット) ×(亜鉛鋳造)
ギア耐久性 ○?(マシンカットデジギヤⅡ) ◎(タフデジギヤ)
ローター重量 ○(ZAION) △(DS5)
ハンドル重量 ◎(アルミ軽量ハンドル)※ ◎(アルミ軽量ハンドル)※
スプール重量 ◎(アルミ薄肉軽量スプール)※ ◎(アルミ薄肉軽量スプール)※

※17セオリーと18カルディアでほぼ同じ

同型ボディですので見た目は似ていますが、従来規格で軽量さを極めたセオリーと、新規格LTコンセプトの先駆者カルディアで、別物と捉えるのがよいと思います。

また、ボディは同型ではありますが、番手に対してのサイズは違いますので注意が必要です。例えば、セオリーは1000と2000でボディサイズが違いますが、カルディアはLT1000とLT2000でボディサイズが同じです。要はこれがLT規格の軽量化のトリックなわけですが。

ギアはマシンカットデジギヤⅡとタフデジギアでコンセプトが違いますが、どうもセオリーのマシンカットデジギヤⅡは15ルビアスのマシンカットデジギヤⅡよりも歯幅が大きいようで、名前がついていないだけでタフデジギアなのではという気もしています。

 

まとめ

概ねセオリー>カルディアと言っていいと思います。

新たなコンセプトを持った後発の18カルディアですが、客観的に見て、全てにおいて17セオリーを上回っているということはありません。

もちろん単純にセオリーが上位機種ですし、特に小型番手においては、カルディアがセオリーを超えているということはありません。

 

軽さと繊細さを求められる小型番手ではセオリーを、タフさを求められる大型番手ではカルディアを選ぶのが基本的な考え方になるでしょう。

なぜならセオリーも大型番手はDS5製のローターで、軽量さを犠牲にしているためです。(もちろん大型番手でも軽さを求めてセオリーを、小型番手でも価格的にカルディアを選ぶこともあるでしょうが)

ちなみに、セオリーの大型番手がDS5製のローターを採用している理由は、そのサイズのザイオンローターが存在しておらず、新たな型を起こす必要があるためです。

ザイオン製ローターを大型番手に使った場合に強度が不足するからではありません。この勘違い(あるいはわざと)を結構目(耳)にするので補足しておきます。

 

おわりに

セオリーを買った方、がっかりしないでください。

特に1003を買った方は後悔しないで絶対に大丈夫です。

重量差が大きいですし、LT2000のサイズ感がうらやましい場合でも、2004スプールをつければLT2000とほぼ同じになります。僕自身2004エアスプールをつけて使っています。

2004を買った方はボディサイズが違う別モデルなので気にしないでください。LT規格における2000Rに相当します。(現時点でLTの2000Rはありませんが)

僕自身も昨年11月に1003を購入しましたが、後悔など一切ありません。もちろんそのすべてを気に入っているわけではありませんが、それは07ルビアスとの比較によるものであって、18カルディアの存在とは関係がありません。

カルディアそのものには人気が出てほしいですが、カルディアの登場でセオリー人気が不当にかげらないことを祈るばかりです。

 

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