ジリオン10のことを書きまくってますけど基本的にはこれで終わりのつもりです。
ジリオン10の購入を迷われている方が注意すべき点をまとめておきます。
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淡水専用
ジリオン10は淡水専用です。
メインフレーム、ギア側サイドプレート、セットプレートが全てアルミで高剛性なこと、潮の流れや船の揺れに対応しやすい超ハイギアなことなど、ソルト向きな要素満載ですが、淡水専用です。
これについてはフィッシングショーで得た情報を先日書きましたので以下をご確認ください。
ボディ構成
ボディ構成は、アルミ製フレーム、アルミ製ギア側サイドプレート、アルミ製セットプレートのHD仕様です。
既存のジリオン系リールの改造にジリオン10の部品を使おうとすると注意が必要ですので一応書いておきます。
フレーム、セットプレート及びダイヤル側サイドプレート
アルミ製フレームはジリオン SV TWベースですが、ダイヤル側サイドプレート開閉方法の変更に伴ってフレームも変更されていますので、まったく同じものではありません。
ジリオン10のアルミ製セットプレート及びダイヤル側サイドプレートをジリオン SV TWに移植することはできませんのでご注意ください。
ギア側サイドプレート
ギア側サイドプレートは10:1の超大型ギアを収めるためにジリオン10専用のザグリ加工がされたものです。
ギアだけ入手して他のジリオン系リールへの移植を考えている方がいたら、ギア側サイドプレートもギアと一緒に必要になりますのでご注意ください。
スプール
ジリオン SV TWと同じ1016 G1 SVスプールです。
RCSB 1016 G1 SVスプールや、スティーズ SV TW純正1016 G1 SVスプールとは違うものですのでご注意ください。
RCSB 1016 G1 SVスプールやスティーズ SV TW純正1016 G1 SVスプールのほうが少し軽く、少しの差ですが気になる人は気になるでしょう。
大森貴洋
大森貴洋さんが求めた的な話になっていますが、今のところボートデッキにはありません。
おわりに
かなり用途が限定されたリールですので、お買い求めになる前にじっくりご検討ください。
僕は、ボディ構成が同じで、海水対応かつXH(8.1:1)~XXH(9.1:1)くらいのギア比のリールが出たら欲しいなぁと思っています。