つぶやき リール

シマノ 22アルデバランBFS

投稿日:2022年1月13日 更新日:

22アルデバランBFSの存在が明らかになりましたね。

現時点ではすでに削除されていますが、削除されたことからして間違いのないものでしょう。

基本的にダイワ製品のことを書くところなんですけど、一応ライバル製品ですし、せっかくなのでダイワに絡めつつ書いておきます。

 

 

22アルデバランBFSの基本スペック

明らかになった22アルデバランBFSのラインナップはHG(7.8:1)とXG(8.9:1)でそれぞれ左右ハンドルで、自重は全て130gです。

16アルデバランBFSの重量も130gでしたので、このあたりは順当といったところでしょうか。

とはいえ130gでもびっくりするくらい軽いですし、それに対してダイワはいまだに135g(しかも結構無理やり軽量化してようやく実現)止まりですので、次こそは思い切って28mmスプール専用ボディで120gくらいにしてほしいものです。

とはいえ、ベイトフィネスリールは軽いルアーを投げるためのリールであって、小さい魚を釣るためのリールではないために、そのあたりのバランスが難しくなっているというのはわかります。

それではそれで、小さい魚を釣るためのベイトフィネスリールがあったらいいなと思いますが。

 

 

22アルデバランBFSのスプール径

新しいベイトフィネス用リールが出ると気になるのはなんといってもスプール直径ですよね。

というのは、先代の16アルデバランBFSが出たころは、シマノもダイワ(14SS AIR)もスプール直径が32mmでしたが、その後ダイワは28mmのスプールを投入し、ベイトフィネスモデルのスプールを一気に小径化したからです。(間にCTの30mmを挟んではいるものの)

22アルデバランBFSのスプール直径は現在のところ公表されていませんが、ハンドル一回転あたりの巻き取り量で計算することが可能です。

 

HG基準でもXG基準でもいいのですが、XGを基準として計算しましょう。

XGはギア比8.9:1、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が81cmです。

計算すると、スプール直径は約29mmとなります。

16アルデバランBFSと同じ32mmでもなく、ダイワに寄せた28mmや30mmでもなく、独自路線の29mmです。

 

29mmにした理由はわかりません。

単純にキャスト性能と糸巻量や巻き癖とのバランスかもしれませんしが、もしかしたらFTBによる制約かもしれません。

FTBは16アルデバランBFS以降シマノのベイトフィネスモデルに採用されているマグネットブレーキシステムです。

FTBの詳細は以下のページでご確認ください。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/baitlurecasting/a075f00002k1wpxqaq_m.html#Features

 

現時点で22アルデバランBFSのブレーキがFTBであるかはわかっていませんが、2016年に発表したばかりで、かつシマノ独自のマグネットブレーキ方式ですので、あえて変えてはいないであろうと考えています。

 

 

シマノとダイワのマグネットブレーキ

先ほど紹介したFTBの詳細のページにも記載されているとおり、FTBはスプールの糸巻部を使ってブレーキをかけているため、糸巻部の内部に磁石を配置する必要があります。

ブレーキをかけるのに十分な磁石を配置するためのスペースが糸巻部の内部に必要ですので、磁石(ユニット)の大きさにスプール直径(正確には糸巻部の直径)が依存します。

これが、FTBによるスプール直径の制約と書いた意味です。

FTBのメリットは、スプールに余計なものがついていないために非常に軽量なことで、それに伴ってスプール軽量化の効果がダイレクトにあらわれることです。

 

対するダイワのインダクトローター式マグネットブレーキ(ベイトフィネスモデルに採用されているものの名称はエアブレーキ)は、スプールと別体(組み立てられて一体になってはいるが)のブレーキをかけるための専用部品であるインダクトローターでブレーキをかけているため、極端なことをいえばどんな直径のスプールでも作ることが可能です。

しかし、インダクトローター式は、いくらスプールそのものを軽量化しても、常に一定程度(とはいえ材質や厚さ、長さに種類はあるが)のインダクトローターの重量が付加されることになります。

 

したがって、スプール(ユニット)の運動性能だけを考えればFTBのほうが大きく優れていると言えるでしょう。

 

しかし、ブレーキの性能はスプールの運動性能だけでは決まるわけではありません。

スプールの一部をブレーキとして使っているFTBに対して、ブレーキ専用の部品を備えるインダクトローター式は、ブレーキの効きや調整幅においては優れており、それはすなわち実際の釣りにおいての快適さで優れているからです。

極限まで軽いルアーを投げる性能や、使用ルアーに対して最適な調整をされた状態での性能はFTBのほうが上でしょうが、ある程度幅広い重量や形状のルアーを安定して投げることができる、また投げる姿勢に制約があったり、風の中で快適に投げることができるのはインダクトローター式です。

実際の釣りにおいて、ベイトフィネスリールとしてしっかり機能するのはインダクトローター式と言えるでしょう。

これは16アルデバランBFSと14SS AIRの両方を使った実感でもあります。

 

そして上にも書いたとおり、FTBには今またスプール直径の制約という問題が生じている可能性があります。

本当はダイワにあわせた28mm、あるいはもっと極端な小径スプールを採用したかったのに、FTBによって諦めた結果として29mmになった可能性があるのです。

 

ちなみにですが、インダクトローター式はコスト面でも優れています。

スプール糸巻部内部の直径によって磁石配置を変更しなければならないFTBに対して、インダクトローター式は糸巻部直径やスプール直径に関係なく磁石の位置を一定にでき、パーツの共通化が図れるからです。

FTBは、例えば浅溝と深溝でもブレーキユニットを交換する必要があるため、替えスプールの設定をすることができません。

浅溝でもあえて深溝と同じ位置に壁を設けることで両立させることは可能ですが、せっかく軽量なスプールでそんなことをしては本末転倒ですし、それはつまりインダクトローター式と同じ考えあり、二番煎じです。

 

 

おわりに

最初に述べたとおり、22アルデバランBFSについては、FTBが採用されているという仮定にもとづくものです。

FTBのメリット、デメリットとして挙げたものは全て事実ですが、シマノも当然FTBのデメリットをわかっているはずですので、22アルデバランBFSにFTBを採用していないかもしれないことも述べておきます。

 

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