※本稿は正式発表前の予想や速報ですので、決定した情報は以下をご参照ください。
リールも新製品情報が少しずつ出始めましたね。
注目はモデルチェンジが予想されるイグジストですが、まだ情報は出ていません。※追記しました
まず公開されたのはギア比違いやスプール違いなどの小変更でした。
本題の新製品情報からずれてしまいますが、ダイワのギア比表記はよく誤解されているというか、勝手な解釈で書かれているのを目にします。以下が正しいので、ダイワ星人の皆様におかれましては、正しい認識を持つようにお願いします。
P,CC(またはアルファベットなし):パワー(ロー)ギア(またはノーマルギア扱い)4.9:1,5.3:1,5.4:1,5.5:1
M:ミドルギア 5.8:1
H:ハイギア 6.3:1
SH:スーパーハイギア 7.1:1,7.2:1,7.3:1
XH:エクストラハイギア 8.1:1
XXH:エクストラエクストラハイギア 9.1:1
Contents
スティーズA TW
今年デビューしたスティーズAに、ノーマルとXHギアが追加されます。
ラインナップからして、まさにTDジリオンの再来です。
今でこそジリオン、ジリオンSVはタトゥーラ、タトゥーラCTと共通のボディを持つモデルになりましたが、そもそもTDジリオンはTD-Zと同一形状のアルミ素材バージョン(スプール径が違いますが)ですから、スティーズ SV TWとスティーズ A TWの関係こそが、まさにTD-ZとTDジリオンの関係と同じであると言えましょう。
ジリオンTW HD
ジリオンTW 1516シリーズにジリオンTW 1520HDが追加になります。
20lb-100m巻きのタフ仕様で、まさにHeavy Dutyですね。
スプールが超々ジュラルミン製から、スティーズ A、SV、ジリオンSVなどと同じダイワ独自の超高強度素材 G1ジュラルミン製に変更になるようです。
ギア比はCC(5.5:1),H(6.3:1),SH(7.3:1)の3種類。太い糸で大きなルアーを使うのが前提なので、XHやXXHなど極端な高ギア比の設定はありません。
また、ルアーマガジン誌上の写真には写っていませんが、スティーズSV TWと同様の形状のブレーキダイアルを採用したサイドプレートに変更されるようです。2018年か2019年かはわかりませんが、いずれジリオンSV TWにも同様のサイドプレートを採用したモデルが出ることでしょう。
新丸型リール?※18RYOGA
ダイワ公式動画 Project T 2018 EPISODE1の冒頭で使用されているリールが、どうも新型の丸型リールのように見受けられます。
素直に考えれば新型RYOGAですが、ミリオネアの名前が復活する可能性もあり、ダイワ星人としては、ミリオネア復活に期待しています。
よくよく見ると、メインフレームとサイドプレート(パーミングカップ)の色が分けられていて、ミリオネアを意識したツートンカラーであるように感じられます。
動画に映っているのは200番台サイズのように見えますが、100番台の存在に期待です。
※2018年12月25日追記
結果的には18RYOGA(リョウガ)でしたね。
1016CC、1016H、1520CC、1520Hとそれぞれのレフトハンドルのラインナップのようです。
※1月10日追記
マイクロメッシュギアはマイクロ(細かく)メッシュ(噛み合う)ギアということのようです。他社でいうマイクロモジュールギア的なものですねきっと。
※1月11日追記
18RYOGAの公式ページのハイパーメッシュギアの写真、もしかして本当に網目(メッシュ)状になってます?写真が粗いせいでそう見えるだけでしょうか。
SV LIGHT LTD-TN
SVとAirの中間的なポジションが売りとのことですが、中身としてはほぼSS Airの深溝スプール版でしょう。単純に太い糸が使えるSS Airと考えればよいように思います。直径32㎜の深溝スプールは珍しいので、存在価値があるかもしれません。
SS Airとの違いは以下であると思われます。
- 深溝スプールであること
- ハウジングがスティーズのものであること
- ギア比が6.3と8.1から選べること
- メカニカルブレーキノブがゼロアジャスターになっていること
- ハンドルがカーボンクランクハンドルであること
- ハンドルノブがフラットハイグリップノブであること
並木敏成氏、旧スティーズのカタチ好きすぎ。
これが一番の感想です。
RED TUNE 100SH/SHL 60th Edition
スティーズSV TWベース(A TWの可能性あり)のカワハギ専用リールのようです。
18HRF SONIC 9.1L/R
ハードロックフィッシュ専用リールです。スペック的にはジリオンTW HDの派生モデルと思われます。
18イグジスト※追記あり
12イグジスト、15イグジストときて、3年周期説で18イグジストがデビューするだろうというのは大方予想されてはいましたが、やはり出るようです。
別の記事でも書きましたが、プライドを捨てたLTコンセプトで、価格は2500で69,000円と歴代のイグジストより安価になりそうです。
※スペックが判明しましたので追記します
マグネシウム製モノコックボディにザイオンローターを搭載した、超軽量モデルとなって登場するようです。別の記事に詳細を書きましたので、そちらもご参照ください。
- FC LT1000S-P:150g 67,000円
- FC LT2000S-P:155g 67,500円
- FC LT2000S-H:155g 67,500円
- FC LT2500S-C:160g 68,000円
- FC LT2500S-CXH:160g 68,000円
- LT2500:180g 69,000円
- LT2500-XH:180g 69,000円
- LT3000S-C:185g 70,000円
- LT3000S-CXH:185g 70,000円
- LT3000-CH185g 70,000円
- LT3000-XH195g 71,000円
- LT4000-C:205g 72,000円
- LT4000-CXH:205g 72,000円
18カルディア
LTコンセプトのリールです。LTコンセプトについてはこちらをご参照ください。
17セオリーと同じザイオンボディに、15ルビアスと同じDS5ローターを搭載したモデルと思われます。アメリカで発売したTATULA LTと同じ構成のようですが、重量が違う理由がわかりません。
※1月11日追記
重量はほぼ同じでした。
18フリームス
こちらもLTコンセプトです。
こちらは新型のDS5ボディにDS5ローターでしょうか。
18スティーズ?
昨年ルビアス派生モデルとして17スティーズが発売されたばかりですが、今年もスティーズが発売されるようです。価格は据え置きのようですので、18イグジストベースでないことは間違いありません。
可能性が高いのは、昨年のHi-SPEED(ハイギア)モデルに対して、今年はノーマルギアモデルを発売することでしょうか。18スティーズではなく、17スティーズにギア比違いが追加される。妥当な気がします。
※1月11日追記
17スティーズのノーマルギアモデルでした。