つぶやき

使わなくてもわかる話の続き

投稿日:2020年1月28日 更新日:

マジメに書こうと思うと頻度が下がりますね。

 

さて、この前の続きをもっと具体的に、釣り道具におとしこんで話します。

 

新型ツインパワーが酷評されています。

理由はボディ構成がマグネシウム+樹脂であることが示唆されていることです。(僕はシマノで聞かなかったので実際の構成は未確認ですが) ※正しくはアルミ+樹脂のようです。

メーカー関係者を除いてだれも使ったことはありませんし、使ってみての評価では当然ありません。

 

「使ったら最高に強いんだよ。使ってから言えよ。」という、メーカーやプロからの意見はもちろんあるでしょう。

シマノが自信を持って発売するんですから、普通に考えたら旧ツインパワーのどれよりも強くて、どれよりもいいリールに決まっています。

 

しかし、この15年ほどでリールの性能は著しく上がり、価格帯にかかわらず、壊れないのは当たり前、軽いのは当たり前、巻き心地がいいのは当たり前になりました。

ダイワでいうと、初代カルディアや初代レブロスが出たころが該当するでしょうか。

ただ、その当たり前の中にももちろん差があります。

それがまさにキャラクターであり、ブランド力です。

 

いくらいいリールだったとしても、当たり前を差別化してくれる大事なキャラクターを、ブランドを損なうような製品にしちゃダメなんじゃない?って疑問や批判は当然にあり得るわけです。

 

ヴァンキッシュだって壊れないとか、ツインパワーやステラだって軽いとか、そういう話じゃないんですよ。

ヴァンキッシュは馬鹿みたいに軽くなきゃいけないし、ツインパワーは馬鹿みたいに強くないといけないし、ステラは馬鹿みたいに高級じゃなきゃいけないんです。

 

新型のカルカッタがロープロだったらどう思う?白いプラスチックでできていたらどう思う?って話なんです。

使ってみていいリールならいいんですか?本当にそれだけですか?

逆に、純金から削り出したカルカッタはめちゃくちゃ金色だけど300万円だったらどうですか?

本当に使わないと評価できませんか?

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