ダイワ(グローブライド)のアパレルブランドD-VEC、その路面店であるD-VEC TOKYOが4月19日に閉店しました。
D-VEC TOKYOは2017年3月25日に原宿のキャットストリートにオープンしました。
2年後の2019年3月2日には表参道ヒルズ内にD-VEC TOKYO EXCLUSIVEがオープン、以降はごく近距離に2店舗がある状態が続いていました。
しかし、4月19日のD-VEC TOKYOの閉店により、D-VECの店舗は今後は表参道ヒルズ内のD-VEC TOKYO EXCLUSIVEのみとなります。
D-VECは今季21SSから新たなデザイナーを迎え、よりモードなラインとして生まれ変わろうとしています。
確かに今季のコレクションは、今までのモードとアウトドアの融合(もっと具体的にいえば、アウトドアっぽい素材とモードっぽいデザイン、そして中間的なカラーの融合)から、限りなくモードなものになりました。
今季からアジア系のモデルを起用しているのも、アイテムそのものが本気であることのアピールではないでしょうか。
デザイナーの齊藤亮太氏のインタビューには、”ゆくゆくはパリコレを目指せるようなモードブランドとして進化させて欲しいという依頼”がダイワからあった旨の発言があり、ダイワとしてもD-VECに本気で取り組んでいる(キャットストリートに4年、表参道ヒルズに2年店舗をかまえているところから当然といえば当然ですが)ことがわかります。
今回のD-VEC TOKYOの閉店が経営的なものなのか、よりモードに進化・深化していくためのブランディング的なものなのかわかりませんが、今後の活躍を祈りつつ見守りたいと思います。
D-VEC TOKYO EXCLUSIVEでは、当初はD-VEC製品のほか、ダイワの釣り道具も購入できましたが、現在がどうなっているか不明で、また今後どうなっていくのか注目したいところです。