先日の釣行中にポケットコンボのリール(スピンマチックウルトラミニ)のベールが故障しました。
返そうとしてもしっかりと最後まで返らない、返した後も勝手にベールが起きてしまうことから、どうもスプリングが破損したようだとは思いましたが、その場ではどうしようもありません。
なんとかごまかしながら釣りを続行しましたが(せいぜい30分くらいですが)、使い勝手が悪いのはもちろんのこと、何か余計な負担がかかるのではないかと不安になりながらの釣りは気持ちの悪いものです。
帰宅後に分解すると、やはりアームレバースプリング、いわゆるベールスプリングが折れていました。
スプリングの破損はオールドリールあるあるなわけですが、破損してしまったら使えませんので、「あるある~」なんて言って済ませるわけにはいきません。
今回は部品取りのポケットコンボからスプリングを移植することで事なきを得ました。
まずはまた使えるようになったので一安心です。
しかし、これで解決したわけではありません。
2年あまり使ったとはいえ、一度の釣行で使用する時間はそう長くなく、使用頻度も決して高いとは言えない中での破損ですので、またそう遠くない未来に同じことが起こるでしょう。
なにせ現行リールと違って部品が手に入りませんし、使い続けようと思うと本当に死活問題です。
今回は部品取り用のリールがありましたが、新品の供給がない以上はそれにも限りがあります。
スピンマチックウルトラミニ単品が3個あるのでしばらくは大丈夫ですが、それがダメになる前に製作を考える必要がありそうです。
予備のポケットコンボ4個もありますが、部品取りにするにはあまりに惜しいですし。
スピンマチックウルトラミニのアームレバースプリングがほしい人なんていないと思うので、結構高価な在庫を抱えないといけないでしょうが、背に腹は代えられません。