東京都の奥多摩町が、都内からの来町自粛の解除を発表しました。
東京都内で渓流釣りができる大変貴重な地域ですので、誰にもはばからず釣りができるようになるというのはうれしいニュースです。
本音を言えば、都外だったらなんなの?とは思いますけどね。
都外の山梨県民より、むしろ都内23区民とかのほうがウイルス運んでくるリスク高いだろっていう。
とはいえ、誰にもはばからず釣りができるようになる喜びがあるのも本音ですので、ありがたく享受しましょう。
余談ですが、自粛という言葉もすっかりその意味を破壊されてしまいましたね。
自粛要請もちょっとまいったなと思いましたが、町が自粛解除を発表するのには驚かされました。
自粛とは、行動の主体者が自らの意思でその行動を控えることを言うわけですから、今回の奥多摩町の話でいえば、自粛解除をするのはあくまで来町する人です。
町がするものではありません。
そもそも町は町なのですから、来町することはできず、したがって来町を自粛することはできません。
課金も似たようなものですね。
オンラインゲームのガチャなどにたくさんのお金をつぎ込む人を重課金プレイヤーなどと呼びますが、課金とは、売り手が買い手に対してお金を請求することであり、買い手がお金を支払うことではありません。
課税を考えればわかりやすいんじゃないでしょうか。
国や自治体が課税し、我々は納税するわけです。