2023年新製品リール(2022年内に発売されるかもしれませんが)の第一弾、スティーズ AⅡが発表されました。
スティーズAは発売から5年以上が経過していますが、世界的にかなり好評なようで、完全な新作ではなくマイナーチェンジです。
スティーズ Aとの大まかな違いは以下です。
- ハイパードライブデザイン(≒ハイパードライブデジギアになっている)
- ギア比(6.3、7.1、8.5)
- ハンドル(アルミ切削)
- ハンドルノブ(I型ラージノブ)
- アルミ製ドラグノブ
- マグZブーストスプール(16lb.-90m)
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ハイパードライブデザイン
これは2021年発売(一部2020年12月に発売)の製品から採用されているコンセプトです。
詳しくは以下のURLをご参照ください。
https://www.daiwa-product.com/technology/hyper_drive_design/story01/
このあたりのアップデートは一昨年に発売したスティーズ リミテッドSV TWと同じですね。
ハイパードライブデザイン化とスプールのブースト化。
スプールは例によって互換性がありますので、スティーズAからの”大きな”変更はないと考えていいと思います。
ただ一応ハイパードライブデジギアは従来のギアより強く(耐久性が高く)、またハイパータフクラッチも従来のソルトバリアタフクラッチより耐久性が高いことになっています。
ギア比
スティーズAでは5.3、6.3、7.1、8.1の4種類から選べましたが、スティーズAⅡでは6.3、7.1、8.5の3種類に変更されています。
ギア比もスティーズリミテッドと同じです。
スティーズSVとスティーズAがそうだったように、当然スティーズリミテッドとスティーズAⅡもギアが共通でしょうから、必然といえば必然ですね。
このあたりはコストダウンだよな~って感じが否めませんが、要望が多ければもしかしたら追加されるかもしれません。
同じくハイパードライブデジギアの21ジリオンSVにはギア比5.3がありますし、スティーズ用に新たに開発する必要があるとはいえ、そこまで大きなコストではないでしょう。
名前こそAⅡですが、上にも書いたとおり内容的にはスティーズ SV TWに対してのスティーズリミテッド SV TWのようなものと考えるのがわかりやすいと思います。
もしかしたらスティーズ A HLC TWの34mm版のほうがイメージしやすいかもしれませんが、あくまでスティーズ A TWをベースに考えるとリミテッド的な位置づけと考えるのがわかりやすいんじゃないでしょうか。
なお、価格は10/31に公表とのことです。
※11/1追記
価格は定価54,000円でした。
消費税込みでギリギリ60,000円切るというのは高いのは高いですけど、スタードラグがアルミ製になっていたり、リールケースがついていたりと内容的にもAよりちょっと豪華になっていますので、仕方ないと思わせてくれる感じではありますかね。
でももともとAって必要最低限の装備だけど安価(全然安価じゃないけど)っていう無骨さがよかったんじゃないの?って気持ちもあります。