シマノ フローティングレベルワインドの特許が公開に

Jplatpat 特開2025-080563 代表図面より

 

詳しくは特開2025-080563をご参照ください。

クラッチオフでレベルワインダーがフリーになるというものです。

フローティングレベルワインドって名前で昔アブがやっていました。

自分は元ネタであるアブのフローティングレベルワインドを使ったことがないんですが、あれって効果を実感できたんでしょうか?

クラッチオフでレベルワインドが真ん中に移動するっていうのならまあ結構いいのかなと思うんですが(メガホンの効果がしっかり出るし)、動く意味がどの程度あるのかちょっと疑問です。

これちょっといいこと言っちゃった感じがしますね。

クラッチオフでレベルワインドが真ん中に来るのも過去にあったと思いますけど、それも機構を変えて改めて取ったらどうでしょうか。

コメント

  1. あきらくん より:

    いよいよダイワのTWS対シマノのフローティングレベルワインドという図式になるのでしょうか?ダイワ星人様のご意見をお伺いしたいです。また、スピニングに関しましては、ダイワのモノコックボディーに対してシマノの何らかの抜本的な対策が必要と感じておりますが、併せてダイワ星人様のご意見をお伺いいたします。いつも抽象的な表現となり、申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

    • ダイワ星人 より:

      あきらくん様

      コメントありがとうございます。
      どんな形状で世に出るのかわかりませんので、製品としての評価は製品として出てみないとわからないというのが正直なところです。(そもそもシマノもこれ自体が有効だと思って出願したわけではなく、このまま世に出ることはないものと思います。)
      過去のフローティングレベルワインドのリールは使用したことがありませんが、あまりうれしいことはなさそうな気がしています。
      通常のレベルワインドに比べればやはりガタの大きなものになりますし、どれだけ故障しづらく作ったとしても故障の原因となる箇所が増えることに変わりはありません。
      無理やりメリットを考えた場合、太い糸と太いリーダーの結束部をスプール内に巻き込んで使用する場合のTWSの故障事例が多いようですので、レベルワインドが自由に動けることで結束部がぶつかる衝撃を逃がせる可能性があるかも?とは思いました。
      ただ、糸が出ていく方向とレベルワインドが逃げる方向が一致していませんので、あまり大きな効果はなさそうに思います。(TWSも必ず故障するわけではないので、少しでも逃がせれば効果があるかもしれませんが)
      フローティングレベルワインドによるライン放出抵抗の軽減の効果は大きくないのではないかと思いますし、故障個所が増えるリスクを負ってまですることなのかわかりませんが、丸型リールなど美観的にレベルワインドをどうしても前に出したくないものに採用して、少しでも放出抵抗が低減することを期待する、というのはありなのかもしれません。
      無難に考えれば、文中にもあるとおり、フリーではなくせめて中央固定ではないでしょうか。
      TWSの権利に引っかかるかもしれませんが、中央固定+ヘドンマーク4的なターンアラウンド+縦長楕円メガホンはそれなりに有効だと思います。

      ダイワがベイトにおいて、モノコックボディと名付けたコアソリッドボディを採用すべきだったとは思いますが(あくまで広告的な意味で)、シマノにとってどこまで重要かは判断しかねます。古くはヴァンスタール、最近(とはいえダイワのモノコックボディより先)でもアブはいわゆるボディとフタが分かれたタイプではなく、モノコックボディ同様にボディいっぱいにギアが入っているという宣伝ができるものですし、シマノも似たような構造にはできそうですが、やる必要はないと考えているのではないでしょうか。

  2. あきらくん より:

    ダイワ星人 様

    とても詳細なコメントをいただき、ありがとうございます。すでにご存じかもしれませんが、実は、2026大阪フィッシングショーの会場で初めて出店されたカストキングというメーカーのスマホ対応ベイトリールの変わった可変式レベルワインド:横長のものが縦に変形するという構造を拝見し、とてもおもしろい発想と気付かされました。今後、シマノさんのギミックにも期待したいところです。また別件となりますが、富士工業のチタンガイドのデモで手や指では全く折り曲げられないほどのチタン合金プレートは軽量で、モノコックボディの素材に活用されるのではないかと考えております。

    • ダイワ星人 より:

      あきらくん様

      コメントありがとうございます。
      大阪はチェックしていなかったのですが、そのKastKingのリールは以下のものでしょうか。
      https://www.lurenewsr.com/414479/2/
      こちらですと、2023年7月のICASTで発表されたiReelの後継機種のように思います。
      2023年はIM-Zが発表された年でしたので、スマートフォンと連携する電子制御ブレーキと可変レベルワインドでそれなりに話題になりました。
      このブログでも、いつもの通り途中まで書いて結局下書きで終わってしまったのですが、2023年7月14日に記事を書こうとしていました。
      その記事の内容は「KastKingのAXIS EYE LINE GUIDEの考えは基本的にはダイワのTWSと同じだが、巻取時のレベルワインドの位置を同じにした場合、ターンアラウンドでキャスト時に前に出てスプールから離れる分ダイワのほうが放出抵抗が小さくできるであろう」というものですが、どちらが優れているかは別にしても、とても面白いアイディアだと思います。
      シマノについては、毎度皮肉で書いていますが「スプールとレベルワインドの最適位置はすでにわかっていて製品に反映されている。また、TWSによってキャスト性能が変わったりはしない。」という判断を開発陣がしているそうですので、このまま固定式でがんばってほしいと思っています。

      富士工業のデモ用のチタン合金プレートがどのような性質のものかわかりませんが、一般的にチタンは曲がりやすい材料です。
      ガイドフレームのように繰り返し曲げて使うのには向いていますが、曲がってほしくない部品に向いた材料ではありません。
      同じ板厚であればアルミよりは曲がりづらいですが、重くなります。
      同じ板厚ではチタンはアルミの1.5倍以上の重量がありますので、同じ重量にする(=1.5倍の厚さにする)ことがゆるされるならば、アルミのほうが3倍近く曲がりづらいはずです。(折れてしまうまでの力をかければまたチタンのほうが強い場合もありますが、それもそのチタン合金とアルミ合金の性質次第です)
      また、先日も書いたとおり、チタンは鋳造向きではなく、重い材料ですので、スピニングリールのボディで使用するのには、現時点では向いていません。
      現実的には、長繊維カーボンの含有率を高めて樹脂材料の強度を上げる(及びそのような樹脂材料を成型する)方法及びその樹脂材料の加工精度を上げる方法と、マグネシウムで強度を出す方法(構造)を検討しているものと思います。

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