さあ今年もこの季節がやってきました。翌年の新製品情報が出る季節です。
バス釣り雑誌各紙1月号に、まずは、ハートランドとスティーズの情報が出ていましたのでまとめます。
※フィッシングショーでの情報も追加しました。
Contents
ハートランド
まずはハートランド。今年2017年に20周年を迎えたハートランドは、それを記念して今までにない赤を基調としたモデルが出ましたが、来年2018年も引き続き赤を基調としたモデルが出るようです。いやフライトフリップとかは赤基調でしたけどね。
安ハートランド3機種全てに共通するのですが、フォアグリップのアルミリングは黒なのに、バットエンドのアルミリングがなぜか赤です。赤なら赤に、黒なら黒に統一すべきでは?偶然居合わせた赤松健氏が「なんでも聞いてください」とおっしゃられたので、冗談半分で赤いリングのことを聞いたところ、「60周年の赤かな、マジックで塗ってください。」との回答があり、すっかりファンになりました。
7102L+FS-SV AGS18 別誂冴掛710AGS
ついに別誂冴掛に2代目が登場します。ついに、とか言いましたけど、そもそも元祖である通常の冴掛には2代目がいません。
7フィート10インチと先代より4インチ長くなりましたが、長くなった4インチのうち3インチ近く(正確には65㎜らしい)がグリップエンドで、ブランク長はほぼ変わらないようです。先代はあまりにもグリップが短くて持ち重りしたので、かなり真面目な方向に進化しているように思います。
長さがあるのでシャキッとは全くしていません。ただ巻きや、逆にラインテンションをかけない釣りにはいいと思います。ワームもノーシンカーよりジグヘッドよりのイメージを覚えました。
いやーそれにしてもまた赤いですね。めちゃくちゃ高いであろう価格もさることながら、色がありえない。色は実物を見るうちだんだんに慣れてきました。
そもそもハートランドは紫基調なわけで、昨年の20周年モデルも紫基調にすべきだったと思います。色的には微妙に紫のテイストを残しつつブラッシュアップさせた冴掛、疾風が最高でした。とはいえ、僕はあのブランクカラー自体が紫だったころが一番好きですが。
- SVF COMPILE-X
- X45
- 3DX
- AGS
- 並継2ピース
721HRB-18
明らかに疾風72を意識した型番。疾風72、EとWの中間的モデルで、村上晴彦氏曰く「名古屋あたり」とのこと。今更疾風72を中古で買うなら、こちらのほうがよいのでは
フィッシングショーで触ったのですが、思いのほかティップが入る感じだったので、これは買います。
- ESS
- HVFナノプラス
- X45
- 3DX
- チタンフレームSICガイド
6101MRB
上と同じ素材、12ドットスリー 6101MSB-SV12を意識したモデルと思われます。いわゆるバーサタイルロッド。
- ESS
- HVFナノプラス
- X45
- 3DX
- チタンフレームSICガイド
671LFS
これは見た瞬間にテンションが上がりました。かっこいい。
狙ってるんでしょうけど、671から初代村上モデルを思い出させます。そしてなんとなく、常吉スペシャルと冴掛の間あたりを狙っている気がします。
多分素材はベイトと同じで、ガイドはPE対応のオールKガイド。完全に主観なんですけど、僕はKガイド好きじゃありません。完全にビジュアルの問題で、未だにYガイドが好き。
- ESS
- HVFナノプラス
- X45
- 3DX
- チタンフレームSICガイド(Kガイド)
型番不明 ※802MHFB-SV AGS 60th Edition
もう一種類あると噂される型番不明機種。村上晴彦氏のFacebook上で存在が言及されているが、書き方がわかりづらいだけで、ミスリードの可能性あり。
ダイワ60周年モデルとして発表されるようです。震斬 琵琶湖スペックのベイト版とも言うべき型番です。震斬 琵琶湖スペックベイト(あるいは震斬ベイト 琵琶湖スペック?)、というのでしょうか。
しかしこの赤さ…と思いましたが、もはや慣れてきました。
スティーズ
スティーズには4機種が追加されるようです。
661MLFB マシンガンキャスト0.5
今年の1.5に続き、来年は0.5。1.5といい0.5といい高弾性に振りすぎな気がします。ここまでするならいっそSVFコンパイルXにしてウェアウルフにしてしまったほうがよいのでは、という気持ちがあります。
- ESS
- SVFナノプラス
- X45
- 3DX
- チタンフレームSICガイド
SC6111HSB KING VIPER
ショアコンペティション(SC)シリーズの第2弾。明らかにロードランナーの690PHに影響されたでしょ
- ESS
- SVFナノプラス
- X45
- チタンフレームSICガイド
6011L/MLXS スカイフラッシュ パワーチューン
2006年発売のスカイフラッシュのチューニングモデル
- ESS
- SVFナノプラス
- X45
- 3DX
- チタンフレームSICガイド
661ML/LRS-LM ストームシャドウ
赤羽修弥氏プロデュースのシャッドただ巻き用ロッド。先代の07モデルは並木敏成氏プロデュースで、シャッドただ巻き用というよりも9㎝クラスのミノー用をうたっていました。
初代モデルは僕も2007年の発売と同時に購入し、未だに使っていますがめちゃくちゃいいロッドです。キャストや操作感は正直あまり気持ちよくありませんが、とにかく釣れるし、バラさないのがいいところです。ティップはかなりダルい感じで柔らかいのですが、バットが強いので55㎝のバス、75㎝のシーバスなら全く問題ありませんでした。
フィッシングショーで触った感じでは、07モデルに比べてシャキッと感が増しすぎていたので、購入を迷っています。同じローモデュラスシリーズだとSTZ 661MLFS ストームシャドウ(07)のほかにSTZ 641ULLRS-LM サージェントも所有していますが、サージェントを先調子にしてバットを強くしたようなイメージです。結構なんでも、ワームに使ってもつぶしがきくようになったとは思います。16ブリッツも似たような方向にいってしまって残念に思っていました。
- LOW MODULUS
- X45
- チタンフレームSICガイド
681MLFS-SV AGS 60th Edition
ダイワ60周年記念モデルとして発売されるようです。スティーズ キングボルトAGS 60th Editionとでもいいますか。
昨年発表したスティーズ レーシングデザインはAGSを採用しましたが、スティーズとしてAGSを採用するのは初になります。
上に書いたハートランドもそうですが、AGSをカーボンラッピングするのでしょうか。わくわくします。
キングボルトははなから赤いのと、並木敏成氏が赤が好きなのであまり違和感ありませんね。
カーボンラッピング(CWS)はスティーズ、ハートランドともに採用されませんでした。CWS採用モデルもありましたが、エギング用のエメラルダス ストイスト AGS 84M 60th Editionだけにとどまりました。
タトゥーラエリート
昨年アメリカで発売したタトゥーラエリートが日本でも発売されます。タトゥーラエリートは、タトゥーラのB.A.S.S.バスマスターエリートシリーズ出場プロのシグネチャーモデルですが、日本では全モデルではなく、大森貴洋氏のシグネチャーモデル2機種のみの展開にとどまります。
なんと言っても印象に残るのはその色でしょう。古くはTD-LTやTD-X、最近?では白疾風を思い出します。
TAEL 701MHRB-G
大森貴洋氏が長年にわたって使い続けた、TD-S 701MHRBをベースとしたクランキングモデルです。大森貴洋氏自身はTD-Sそのものを目指して作ったと発言していますが、違いを感じる人もいるようです。
- グラテック
- X45
- ステンレスフレームアルコナイトリングガイド
TAEL 731HFB
こちらも近年大森貴洋氏が使っていたBL-PF 731MHFBをベースとしたピッチンモデルです。とはいえ、ベースのブラックレーベルがHVFなのに対し、こちらはSVFナノプラスですので同じということはないでしょう。
アメリカ版と日本版で、1ピースと2ピース(グリップジョイント)の違いがありますのでご注意ください。
僕はこちらを買う予定ですが、アメリカ版と日本版のどちらを買うか迷っています。
- SVFナノプラス
- X45
- ステンレスフレームアルコナイトリングガイド
このタイミングで大森貴洋氏がエリートシリーズ第1戦を制しましたね。発売直前の今勝つのは、ダイワにとっては大きいでしょう。
エアエッジ