こんばんは、2018年最初のダイワ星人です。
この時期は僕を含め、ダイワ星人全員が1月9日のダイワ フィッシングショー2018スペシャルサイト公開を心待ちにしていることでしょう。
さて、先日の記事で申し上げたとおり、昨年の大晦日にスティーズA TW 1016HLを購入しました。
スティーズA TWの、そしてダイワの汚名をそそぐため、まことに不本意ではありますが、リールシート取り付け時に本当にサイドプレートの開閉ができなくなるのかを検証するとともに、その意味を考えます。
※2018年後半あたり?から金型が変更され、さらに剛性が上がっているようです。
Contents
スティーズAは剛性が低い?
スティーズAは剛性が低い、と巷で噂になりました。
ロッドに取り付ける際にスクリューナットを強く締め込むとサイドプレートが外れなくなる、というのがその根拠だそうです。
では本当にそうなるのか、次項では実際に数種のロッドに取り付けて検証します。
実際にリールシートに取り付けてサイドプレートを開閉してみる
「強く締め付ける」意味が理解できないため、通常の力で固定します。使用中に緩んでこないであろうと思われる力を超えて、強く締め付ける意味が心底理解できませんので悪しからず。
※気が向いたら写真を追加していきますが、期待しないでください。
ダイワ スティーズ STZ 651MLRB ブリッツ(06)
問題なく脱着できました。
ダイワ バトラーリミテッド BA-LTD 601MRB-03 ラプターLtd.
問題なく脱着できました。
ダイワ ハートランドZ HL-Z 671HRB-T 浜スペシャル
問題なく脱着できました。
ダイワ ハートランドZ HL-Z 501MFB フロータースペシャル
問題なく脱着できました。
ダイワ ハートランドZ HL-Z 832MFB-ti05 川スペシャル2
問題なく脱着できました。
ダイワ ブラックレーベル BL-FM 661MLFB
問題なく脱着できました。
ダイワ チームダイワLT TL-661-4RB-S
問題なく脱着できました。
シマノ スコーピオンEV 1601
問題なく脱着できました。
ジャッカル ネロ NC-66ML
他に比べると少しきつさを感じますが脱着できました。
リールシート:FUJI ACS
メガバス デストロイヤー F3-55X カスミゴーゴー
問題なく脱着できました。
リールシート:FUJI TCS-17
モンスターキス ディアモンスター MX-6
問題なく脱着できました。
リールシート:FUJI TCS-16
検証結果と考察
というわけで、あくまで僕が試せた範囲ではありますが、普通にリールを固定する分には、サイドプレートの開閉が可能でした。
しかしながら、ジャッカルのネロが採用しているACSではきつくなったのは事実です。
※気づいたことがあったら追記します
まとめ
- 普通に使っていてサイドプレートが外せなくなるほど変形するケースは多くなさそう
- もし変形したとして、その外れなくなったサイドプレート(正確にはサイドプレート内のセットプレート)がハウジングを支持するためそれ以上変形しない
- したがって、スプールの干渉が起こったり、巻き心地に変化が起こったりしない
おわりに
この検証をしていて、なぜこんなことをする必要があるのか、意味がわからなくてわからなくて震えました。
だってリールをロッドに装着したら釣りしますよね?釣りの最中にリールのサイドプレートを外すシーンってあります?そんなことが必要なリールが存在するんですか?
だとすると釣りの最中にサイドプレートを外そうとすると外れないリールなんかより、釣りの最中にサイドプレートを外さなければならないリールのほうが、はるかに深刻な欠陥を抱えた釣り道具じゃありませんか?
気が動転しておかしなことを言ってしまいましたが、冷静に考えればそんな深刻な欠陥を抱えたリールがこの21世紀に存在するはずがありませんし、仮に開発段階で存在してしまったとしても発売前に欠陥に気付いて世にでることはありませんので、やはりなぜこんなことをしなければならないのか理解ができません……
さておき、これからは釣り道具としての本質的な性能ではなく、「リールシート取り付け性能」、「家剛性」を気にする時代になりますね。それがお望みの未来ですか?僕は微塵も笑えませんし、地獄にしか思えませんが。
釣りより先にくだらない検証をする羽目になりましたが、実際に釣りをしてみて、まったく不満を感じないリールでした。ちょい投げするならSVスプールを入れたい、というくらいで、現在のダイワベイトリールの良さを味わうのに最適なモデルだと思います。