またルアーマガジン1月号に掲載されている情報ですが、K.T.Fとの共同開発リールが来月号で発表されるようです。
ベイトフィネスモデルが出ること自体は自明といえば自明なんですが、予想と正式に発表されるのとは違いますから、ちょっとテンションが上がります。
これが予想されていたからこそ今年スティーズ CT SVを買わずにいたわけですしね。
いや、正確にはまだベイトフィネスモデルって発表されてるわけじゃありませんけどね。
とはいえ、過去にK.T.Fとの共同開発といえばT3エアだったわけなので、これも自明です。(スティーズ CT SVの開発にも携わっていたようですが)
ダイワのベイトフィネスリールとしては2016年のアルファスエア以来4年ぶりになります。
ただ、2016年時点で発売から12年も経っていたアルファスベース、かつソルト(PEライン)対応のためにスプールのブランキングをなくして性能を下げていたアルファスエアを起点にするのも疑問に思います。
そう考えると2014年のSS エア以来6年ぶり、そのSS エアですら2012年のT3 エアから特に性能アップはさせていない、むしろTWSがない分性能ダウンしている下位機種なわけなので、2012年以来なんと8年ぶりの新作と言っても過言ではありません。
余談ですがライバル企業のシマノは、その間に12アルデバランBFSと16アルデバランBFSを出してしっかりモデルチェンジ、高性能化していますね。
こだわり?の遠心を捨ててマグネットにしただけでなく、スプールにブレーキ機構が何もつかない、限界までスプールを軽量化できるFTBには感動すら覚えました。
アブは追えていないので割愛します。
ライバルが大きく進歩する中、実質的に8年もモデルチェンジしなかったというのは怠慢というか舐めプというか。
まあ舐めプなんでしょうね。
上記のとおりスプールの軽量化という点でFTBには驚かされましたが、実際に釣りをする中でSSエアと比較すると、12アルデバランBFSは比べるまでもなく、16アルデバランBFSでようやく同等くらいでしたから。
”ただひたすらに超軽量ルアーを投げる性能”では16アルデバランBFSが上なものの、バックラッシュのしづらさ、調整のしやすさなどを加味すると、実質的な使いやすさではSSエアが上と感じました。
とはいうものの自重の面では16アルデバランが圧倒していますし、もちろんいいところもありますけどね。
32㎜スプール用の小型ボディのアルデバランに比べて、34㎜スプール用のスティーズ(SS)ベースのボディでは145gが限界だったのでしょうが、そもそも34㎜スプールボディを使ってごまかすという姿勢がよくありません。
発表前に新型の構成を予想しておきます。
ボディはもちろんスティーズ CT SVベースです。
メインフレーム:マグネシウム(スティーズ CT SV)
サイドプレート:ザイオン
これで140g微妙に切ってくる感じですかね。
先行するライバル機種の重量を考えると130g切ってくれるとうれしいけどさすがにないだろうな。