さて、今晩にはいよいよ緊急事態宣言とか言ってますね。
とはいえ緊急事態宣言と言っても、現行法では罰則もなく、実質的な強制力はありません。
従わなければ将来的に営業許可を取り上げるなど、いやがらせ的な、間接的な強制力はあるでしょうけど。
現在の憲法では実質的な強制ができないこと(以前も書きましたが、移動の自由や営業の自由などの権利を尊重するため)を理由として、これを機に憲法改正を狙うんでしょうね。端的に言ってクソですが。
現在の憲法でも公共の福祉(人権同士の対立)については記載されていて、違憲にならない範囲で罰則付きの法律を作ることは可能だと思いますが、それをしようとしないことからもわかります。
だいたい普段から立ち入り禁止の場所はありますし、災害などの緊急時に立ち入り禁止になる場所はあることを考えれば当然でしょう。
罰則付きの外出禁止要請をしているヨーロッパにだって当然人権概念はありますし、むしろ本邦より人権尊重の意識は強いです。
メルケルのスピーチなんか感動しますよ。
話がそれましたが、冒頭に書いた通り本邦の緊急事態宣言は実際に現時点で強制力をともなうものではありませんので、僕が今考えていることといえば、明日以降AKIRAとハーレイクインを見に行けるかどうかと、週末の釣りのことです。
僕は昨日も今日も満員電車で通勤し、対面で打ち合わせをしましたし、それは緊急事態宣言後の明日も変わりませんし、そして明後日も変わらないでしょう。
もちろんいたずらにリスクをとるつもりはありませんが、それらのリスクを受け入れている以上、それらより明らかにリスクが低いことを控えることには積極的になれません。