こんばんは、ダイワ星人です。
某ブログのスティーズA TWを貶める記事への反論記事を書こうと思いましたが、大人げないのでやめました。
「リールを万力にかけたら壊れた。」みたいな記事で本当に不愉快だったこと、そしてスティーズ A TW 1016HLの購入を決意したことだけ書くのに留めます。
さて本題の2018年新製品リールについて書いていきます。
Contents
LTコンセプト
2018年の目玉は、新たに打ち出したLTコンセプトです。Light and Toughの略でLTです。軽量かつ頑丈って感じですね。
新たな、と書きましたが、1994年に発売したバスロッドで、Team Daiwa LTというシリーズがありましたので、ダイワ的には以前からある概念です。
そして2018年の目玉と書きましたが、ICAST2017ですでに発表されていて、アメリカダイワのHPには掲載されていたので、ご存知のダイワ星人も多かったことでしょう。
2017年12月21日現在、日本で発表されているのはカルディアとフリームスの2機種です。
LTコンセプトを打ち出す理由
完全にシマノ対策です。これは、シマノに倣った型番の付け方からも明らかです。
近年ダイワは、ライバル企業であるシマノに軽さで負けているとの評価になっていますが、これは型番のトリックです。
このトリックは、小さいサイズのリールに大きい型番(糸巻き量)をつけることで、大きいリールに適正な型番がついたものと比べさせ、あたかも同一サイズで軽いように見せかけるものです。
それに対抗するため、同じように小さいサイズのリールに大きい型番をつけることにしたのが、LTコンセプトのリールです。
軽さの理由
端的に言って、前項に書いたように小さいリールだから軽いのですが、それだけではありません。実際に軽量化はされていて、大きなところではハンドルとスプールです。
2017年発売のセオリーに搭載された細いアームのハンドルは従来のものとは比較にならないくらい軽量ですし、またスプールも肉薄で軽量です。
これらを搭載することで、型番のトリックだけでない、本質的な軽量化を実現しています。
LTコンセプトの型番
ここまで書いてきたとおり、LTコンセプトは通常のダイワリールの型番と違います。以下に通常のダイワリールとのサイズ感の比較を記載します。
LT1000:1000
LT2000:1500~2000
LT2500-C:2000~2500
LT2500:2500
LT3000-C:2500~2500R
LTコンセプトとシマノの型番
それではLTコンセプトとシマノの型番を比較しましょう。
表は今作れない状況なので、いつか追加します。
LTコンセプト:ダイワ通常:シマノ
LT1000:1000:1000
LT2000:2000C(1000ボディ+2000スプール):C2000(1000のディープスプール)
LT2500-C:2000:C2500(2000のディープスプール)
まとめ
先に欺瞞的な型番の付け方を始めたのはシマノですが、それに倣ったダイワは本当にださいなと思いました。
ただひとつ救いがあるとすれば、新たな基準の型番は、LTシリーズ独自の型番であることでしょう。LTシリーズでないリールの型番は従来通りとする(であろう)ことから、ダイワの安いプライドがうかがえます。これには心から安心しました。
- ダイワには従来通りの型番でシマノの欺瞞的な型番と真っ向勝負をして勝ってほしかった
- デザインにダイワらしさがなくダサすぎる
長々書いてきましたが、僕の感想はこの2点です。
※2018年1月6日追記
18イグジストがLTコンセプトのようです。イグジストはフラッグシップです。
このプライドのなさはどうにかならなかったのでしょうか。
ダイワのプライドのなさに疑問を覚えます。