こんばんは、ダイワ星人です。
じゃあ最後というか、細かいところはまた書くんですけど、キャストフィールについて書きます。
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過去のスプールとの違い
CTコンセプトの核となるのは直径30㎜の小径かつ幅の狭いスプールであり、そこから生まれるキャストフィールっていうのは一体どういうものなのか、それが重要ですよね。
巻き心地なんてそんな変わってないわけですよ。当たり前ですけどアルファスですから。
SVやエアと違ってギアボックス側サイドプレートがアルミになったので少ししっかりしましたけど、とはいえ最初のアルファスに戻っただけです。
今までのSVスプールやエアスプールと比べてどうなのかを書いていきますが、本稿でのSVスプールとエアスプールは以下を指します。
SVスプール:1012 G1 SV(34㎜)
エアスプール:SS エア(32㎜)
まず今までのSVよりマイルドではありません。少しバックラッシュしやすいです。
逆にエアよりはマイルドで、バックラッシュしづらいです。
スプール径が違うので単純比較は難しいって話はあるでしょうけど、まさにSVとエアの中間的な感覚です。
SVは何でも投げられて、どんな投げ方でも投げられます。
軽すぎるものは無理(無理じゃないけど飛ばない)だけれど、軽いものから重いものまでなんでも、どんなキャストでもバックラッシュしません。
エアは確かに軽いものを投げられますが、結構ブレーキ調整しながら使っています。
投げられるけれど、投げやすいわけではないというか、本当に軽いものに特化している感じです。
CTの30㎜SVスプールは、軽いもの(4g程度~)は投げやすく、エアほどカリカリした感じではないものの、片手でスナップを利かせたキャストと両手でのフルスイングではブレーキ設定を変えたい感じです。
これについては昨年発売のSV LIGHT LIMITEDも同じようなコンセプトでしたが、SV ライトリミテッドの場合は「キャストフィールはエア、スプール強度はSV」を謳っていたので微妙に違います。
ただ、実際のところどうなのかは、僕がSV ライト リミテッドを持っていないため比較できません。
キャストフィール
上と重複するところもありますが、実際に投げてみた感覚を書いておきます。
小型ルアー
小型ルアーは3.5gのT.D.ミノー60SPと、4.0gのT.D.シャイナー1051SP-G、4.7gのドゥルガ73SPを投げました。
軽いものを投げた時によくあるライナー性の引っ張る感じがなく、しっかりと放物線を描いた気持ちのいいキャストができます。
広いところで垂らし長めにして投げればSVスプールでも投げられた重量ではありますが、気持ちよくはありませんでした。
バックハンドでも問題なくキャストでき、小径スプールが生きている感じがします。
向かい風や無風時ではスピニングとほぼ同じ飛距離ですが、追い風では圧倒的にスピニングが飛びました。
中型ルアー
中型ルアーは11.5gのX-80 Beat SWを投げました。
ボートシーバスだったのでアンダーやバック、しかもテイクバックがとれない状況でしたが、キャストしやすかったです。
重量だけ見ると投げられて当たり前だろと思う方もいらっしゃるでしょうが、こういうキャストしづらい環境でピンを打つ、しかも飛距離もそこそこいるような釣りでは、慣れていないと決して投げやすい重さではありません。
スピニングを使うほうが圧倒的に楽な釣りです。
まだ次くらいまでアルファスCTの話を続けると思います。