ダイワ ダイワ2026年新製品 リール

ダイワ ソルトウォーター用新型リールを発表

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ソルティガ30000、セルテートSW、セルテートHDが発表されました。

いずれも詳細なスペックはわかりませんが、動画からわかることをさらっとメモしておきたいと思います。

 

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ソルティガ30000

これはわかりやすくクロマグロキャスティング用の超大型番手です。

ギア比はP(4.1:1)とH(比は不明)があり、糸巻量はPE15号‐300m/12号-400mです。

ダイワとしては最大だった25ソルティガ25000の糸巻量が12号-300mでしたので、3割ほど糸巻量が多いことになりますね。

スプールは25000より大きいでしょうから、それにともなっておそらくローターも大きいものと思いますが、気になるのはボディが追加されたのかどうかです。

”間に合わせ”ではなく”本物”の30000だと言っているくらいなので、ボディから何から全て30000用を用意していることに期待したいところです。

ここでわざわざ他メーカーの話はしませんが、ダイワ自身も”間に合わせ”の25000でクロマグロキャスティングをさせようとしたわけですからね。

でもPのギア比4.4で18000~25000と同じなのがちょっと不安です。

 

セルテートSW

動画を見る限りボディは25ソルティガで新型になったものを譲り受け、ローターは21セルテートSWから引き続きザイオン製ですが、順当にエアドライブになっているようです。

ローターの材質を詳しく説明したりはしていませんが、カーボンの短繊維が密に入っているような描写があります。

8000~20000のラインナップですので、クロマグロを本気で狙うならソルティガを使ってほしいという差別化でしょうか。

追加番手は現時点ではわかりませんが、30000の追加はないのかなと思うのですがわかりませんね。

 

セルテートHD

過去にもセルテートHDというモデルは存在していますし、HDは普通にHeavy dutyの略でしょうから、セルテートの頑丈なモデルであることは間違いありません。

以前から何度も発信していたように(そして、誰もが予想するように)アルミ製ローター版のセルテートでしょう。

動画を見ても、溶けた金属からローターやボディが成型されていることをイメージさせています。

アルミ製エアドライブローターとG1ジュラルミン製マシンカットタフデジギアを搭載しているのかなとは思うのですが、詳細はもちろん番手すら不明です。

とはいえ歴代のセルテートHDが大型番手だけの展開だったことから、今回も4000-C、5000-C、5000あたりだけかもしれません。

ソルティガ/セルテートSW 4000,5000,6000と同様に上向きに反ったベール(クランクパワーベール)であることから、ソルティガのローターを流用か?とも思えるのですが(実際に互換性があるかは知りませんが)、セルテートSWのローターですらセルテートのローターより39%も剛性が高いわけなので、ボディとローターの強度/重量のバランスがさすがにおかしいように感じます。

ですので、ここは新型のアルミ製エアドライブローターであることを期待したいところです。

そうなると小型モデルへの派生や、マグネシウム製ローターへの展開も少し期待できますから。

 

おわりに

完全新作ではありませんが、なかなかわくわくする新型リールの発表でした。

あくまで30000専用ボディであることが前提ではありますが、そうであればソルティガ30000は実質的に完全新作みたいなものですし。

他はまああるものを流用しつつ作った廉価版と派生版ではありますが、それでも新規開発要素はあるわけなので、なかなか魅力があると思います。

とはいえ、項の最後にも書いたとおり、狙いがわかりづらいのはセルテートHDですかね。

セルテートより強いというと聞こえはいいですが、ソルティガやセルテートSWよりは弱いわけで、言い換えれば半端に強いボディと半端に強いローターを組み合わせた半端な重さのリールになわけです。

ぴったりはまる人は限られるんじゃないでしょうか。

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