5年間有難う御座いました。
有限会社Office ZPIは総合釣り具メーカーとしての挑戦を終了いたします。
挑戦終了に伴って総合釣り具の象徴としてきましたAlcance Reelの生産も終了いたします。添付の画像に詳しい内容は表示しておりますのでご参照頂ければ幸いです。#zpi #alcance #生産終了 pic.twitter.com/BUI1PPgRfH— ZPI JAPAN (@zpi_staff) February 15, 2024
悲しいお知らせです。
5年間とは結構長いことがんばったとは思うのですが、OEM(スプールはZPI製?)とはいえ、自社ブランドでモノを作って売るというのは厳しいようです。
今後はカスタムパーツに力を入れるってことなのですが、実際そっちを期待してたファンのほうが多いんじゃないかと思います。
元々それがメインだったわけですから。
これが総合釣り具メーカーに生まれ変わるって発表したときの記事なんですけど、またパーツメーカーに生まれ変わるわけなので、二度目の転生ですか。
釣りにかかわる人が減ってしまうと業界自体が先細りになってしまうので、パーツメーカーに生まれ変わっても引き続きがんばってほしいと思います。
脱線しちゃいますけど、同じく韓国のCREMAN社OEMと思われるG-nius projectはどうなんでしょう。
今江克隆や三原直之がいるのでファンパワーでいけるんでしょうか。
グラビアス調べてみたら38,000円しますし、いくら替えスプールがついているとはいえリーズナブルと思う人は少ないんじゃないでしょうか。
どっちがいいとかって話は抜きにして、この価格だと普通はジリオンかメタニウム買っちゃうでしょう。ゼノンだったらさらに安いし。
商業(フィネスモデルとのすみわけ)的にジリオンやメタニウムに必要以上のフィネス性能を持たせたりはしないわけなので、そこが差別化のポイントなのかなあとは思いますし、詳しくは知らないものの実際そこで差別化してるのではないかと思うんですけど。なにせ軽いほうに振っておきさえすれば重い分には投げられますからね。
さらに脱線の脱線ですけど、G-nius projectが売りにしてる無振動マグブレーキって、効果のほどはともかくとして、構造(というか配置)としてはすごい普通じゃないですか?むしろ一部にだけ配置するよりシンプルで当たり前に感じるというか。
こういうのと同じですよね?全部に入れるか入れないかって話はあるとしても、これ見て簡単には思いつけないものですっていうのは厳しいでしょう。これも一緒ですね。
実際のところどうなのっていうと、実用新案とってることを売りにしてますけど、もともとは特許として出願していて、そちらは新規性も進歩性もないものとして拒絶査定されてるんです。
それを実質無審査の実用新案で出願しなおして、「特許庁に認められた素晴らしい技術」、それを発明した「素晴らしい技術者」として売りにするっていうのはどうなんですか。
モノの良し悪しは別にしてやり方がなんか嫌な感じだし、かっこわるいなーと思ってしまいます。
いざ権利行使する段になったら無効審判食らうのがほぼ確実なものを広告とか牽制のために出願/維持して、その費用が乗っかって38,000円かーと思うと余計割高に感じますね。
この流れでさらに脱線してZPIのいうような総合釣り具メーカーっていったいなんだ?って話をしようと思いましたけど、次回にします。